【２】編み物を始めたきっかけ

こんにちは、動物＆果物あみぐるみ作家として活動をしている夏木(かき)です。

前回の続きのお話を書きますね。

私が編み物を始めたきっかけは、突然脳裏に【レース編みがしたい！】と浮かんだからというお話はしましたが、それがなぜレース編みだったのか？なぜ【かぎ針編みをしたい！】ではなかったのか？とても不思議な気持ちです。

レース編みがしたいと浮かんでからは本当にどんどん編み物がしたい気持ちでいっぱいになっていき、数日後には手芸センターに走り道具を手に入れました。

当時撮っていた写真です。

編み物から遠ざかっていましたし、ましてやかぎ針編み・・編み方も分からないし、なんの糸を購入すればいいのかサッパリ分からないので、よさそうな本とかぎ針とあとは、いいな～と思う糸を購入しました。

でも、今この写真を見て思うことは、

初めてのかぎ針編みがコットン糸か...

決して悪くはないのですが、コットン糸は糸割れがしやすく編みにくく針をうまく拾わないと糸割れが目立ち荒く見える・・初心者にはアクリル毛糸かウールの毛糸で並太の太さが編みやすいのですが、春夏向けのコットン糸を購入した自分...

とてもとても編みにくかったことを覚えています。

でも、コットン糸は手触りはサラサラしています。

独学で編み方を覚えました。

編めない！上手く編めない！どう編む？針はどこに入れるの？と散々悩みながらも挫けず前向きに編むことだけに一生懸命の日々でした。

完全に趣味のひとつとして始めたことであり、自分の作品を販売するということはこのときサラサラ頭にはありませんでした。

委託販売や対面販売がある、そういう道もあるということ自体も知るよしもしませんでしたし当時の世の中はそこまでハンドメイドブームではありませんでした。

ハンドメイド＝子持ちの人の趣味

という時代でしたね。

私は、自分の物を編みたい、色んなものを編みたい、とにかく編みたい！編むのが楽しい！というそのことしか考えていませんでした。

自分の物を編むということが目標だったので、とにかく毎日かぎ針と毛糸を持ってがむしゃらに頑張れたのかもしれません。

仕事中も、ふと考えることは編み物のこと。

編みたい編みたいと...もう編むことに夢中でした。

仕事に集中しろよと。呆れるくらいに。

編み物に出会ってから私の人生はガラッと変わりました。

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